3大療法その3 放射線治療
放射線治療は、癌を焼き切る!!
①メカニズム
放射線照射によってDNAを傷つけ癌細胞を死滅させる
②目的
根治療法:遠隔転移のない小さな癌(手術できない場所)
緩和照射:進行がん、再発、転移がんで癌の治療が難しい場合、がんの症状を和らげるために行う。病巣を小さくして血管、神経などへの圧迫を減らし、痛み、血流障害、神経障害、吐き気、麻酔などの症状を緩和する
術前照射:手術前に病巣を小さくする
術後照射:切除残しの病巣がある場合に再発防止のため
③照射対象となる主な癌:脳腫瘍、頭頸部がん、食道がん、肺癌、乳癌、前立腺がん、子宮頸がん、皮膚がん
放射線治療と体への影響
通常の放射線治療
1日2グレイを25~35日間照射
トータル50~70グレイ
※1グレイ=1シーベルト=1000ミリシーベルト
放射線治療で受ける被ばくは50000~70000ミリシーベルト!!Σ(・□・;)
ものすごい被ばくなんです。これって・・・自然界で受けている被ばく量で考えたら7万年分(*_*;
副作用・・・疲労感、だるさ、食欲不振、皮膚障害(やけど、赤み、かゆみ)吐き気、下痢、口内炎、口腔乾燥、脱毛(照射部位のみ)
宿酔(しゅくすい)といい、つねに車酔いしている状態
※照射中や直後から起こる副作用から、数か月、数年たってから起こる副作用があります。
癌の先進医療
先進医療とは、厚生労働省が認める高度な医療技術を用いた治療のことで、将来健康保険等の適応が検討されている技術。すなわち健康保険が効かない医療。
陽子線、重粒子線治療
治療にかかる費用:陽子線 約270万
重粒子線 約300万
とっても魅力的な治療だとしても費用が掛かり過ぎて誰でも受けられるわけでは無いですよね。
でも・・・・
保険はありがたいが、保険内での治療は限られているため、癌の種類によってマニュアル通りの治療しかできないというのはいかがなものか・・・・(´・ω・`)
免疫力を客観視する
治療を進めていくにあたって、今の自分の免疫力がどのくらいなのかを血液検査から客観視する事はとっても大事なことです。というのも、抗ガン剤や放射線は1回ではありません。何回もします。回数を重ねるごとに、だんだん免疫力は下がります。免疫力が下がり過ぎて危険だけど、希望をもって行う人は多いです。でも、免疫力が下がれば悪循環。
なので、治療を一時ストップもしくは、やめる選択をする目安を知る必要があります。
血液検査のデータを見て以下の数字と照らし合わせてみてください。
白血球臭:6700個
リンパ球分画(血液検査のLymphoの事):19.2%
リンパ球数計算式
白血球数×リンパ球分画(%)÷100
1500以上:優
自信を持って今のままの治療やセルフケアを続ける
1200~1500:良
今の治療やセルフケアを見直し、1500以上を目指す
1000~1200:可
今の治療やセルフケアを根本的に見直す
免疫力をものすごい助けてくれる「亜鉛」
リクエストできるならばお医者さん亜鉛の摂取を伝えることも良いでしょう。
癌の転移
胃癌:左鎖骨窩リンパ節、卵巣、腹膜、肝臓
乳癌:骨、リンパ節、肺、肝臓、脳
肺癌:脳、骨、肝臓
大腸癌:リンパ節、肝臓、肺
子宮癌:膀胱、直腸、骨盤内リンパ節、腹膜
肝臓癌:肝臓内転移
みていただくと分かるようにほとんどの癌は「肝臓」に転移することが共通しています。
治療で使っている薬の解毒で日々はたらきっぱなしの肝臓がいつお手上げになるか分かりません。癌の治療をしながら肝臓のサポートも同時にしていく事が必要です。
お医者さん任せにせず、自分の大切な命ですから自分を最優先する選択とそれに合う覚悟が大事になりますよね。
元気が何よりですね(*^▽^*)