三大ミネラルの中でも、最もマグネシウムは重要!!だからこそ、しっかり細胞に行き渡らせましょう(^O^)/
マグネシウムを積極的に摂取しているのに効果が表れないという人は「低胃酸」が原因かも。日本人は低胃酸の人が多いため、ミネラル吸収できる人が少ない。そういった人はしっかり胃酸を出していかなければなりません。また、「腸内環境」も大事なポイント。腸に炎症があると吸収しづらい。もう一つが「高脂肪食」どうしても、脂肪とマグネシウムは結合しやすい。これを鹸化(ケンカ)といいます。鹸化すると排出されてしまうので、出来るだけ高脂肪食をやめることが大事です。
では、効率よくマグネシウムを摂るにはどうしたら良いのでしょう?というお話です。
マグネシウムの特徴
マグネシウムは600種類以上の酵素反応に関与しています。生命の基礎ミネラルでもっとも重要なミネラル思って良いです。
生体のミネラル量:マグネシウム25mg、鉄5g、亜鉛2g
三大ミネラルの中でもマグネシウムは鉄の5倍も必要で、体のあらゆる組織に必要です!!
また、マグネシウムはエネルギーを産生、貯蔵、利用する働きがあり「ミトコンドリア」には欠かせないミネラルの一つです。ミトコンドリアミネラルなんていう人もいます。
マグネシウムは、特に脳、心臓、筋肉に重要です。
ヒト組織中のマグネシウム濃度(ug/g)
骨3000、脳390、腎臓310、筋肉190、心臓180
重要なのは、脳、筋、心臓。
マグネシウム不足から脳に障害をきたしたり、筋に障害をきたせばこむら返り。心臓を高血圧、不整脈などの心臓の疾患のリスクが高くなります。
マグネシウムは特にミトコンドリアに高濃度に貯蔵されている。
推奨としては、1日350mg~500mgを摂取して欲しい。
でも、現代の日本人は平均1日250mg。これ以下の人もいるくらい非常に少なく不足していると言われる由縁が分かります。なので、すごく意識しなければ足りません。
腸内のマグネシウムの吸収率は30~50%です。とっても低い確率ですが、まだマグネシウムは良い方で鉄や亜鉛はもっと低い数値です。
なので、腸がいかに吸収をして、細胞にきちんと届けられるかが最大のポイントです!!
マグネシウム摂取をしているのにあまり効果を感じられない人は、「低胃酸」「腸内環境が悪い」「高脂肪食」と述べましたが、この3つもしていないのに効果が感じられない人は、「ビタミンB6」が不足しているかも?
ビタミンB6はマグネシウムを細胞に輸送したり、マグネシウムの蓄積を増や働きがあります。
イギリスのキール大学の研究によると、PMS(月経前症候群)の女性は赤血球や白血球におけるマグネシウムのレベルがPMSの無い女性よりも低かったという結果が出たそうです。
ある食事調査によるとPMSの女性の実態でこんな結果が出たそうです。
○精製糖の量が275%も高い
○乳製品の量が79%も高い
○ナトリウムの量が77%も高い
○マグネシウムの量が77%も低い
○精製
炭水化物の量が63%も高い
○鉄分の量が53%も低い
○亜鉛の量が52%も低い
ビタミンB6とマグネシウムを一緒に摂ると血中のマグネシウム量が増えるためしっかり細胞に行き届くという事が言えます。
ビタミンB6食品
にんにく、ピスタチオ、海苔、レバー、かつお、しゃけ、鶏ささみ、バナナ、唐辛子、牛肉、プルーン、イカ、パプリカ、ごま、くるみ、干しシイタケ、アボカド、ぬか漬けなどに含まれているので意識して摂取しましょう。
ただし、PMSの改善を考えての摂取は食品から十分摂ることは難しいです。これだけ意識してとっても十何gしか取れません。改善を考えてる人は1日50~100mgは必要になるので、ビタミンB6のサプリを併用させるようにしましょう。
でも、注意すべき点があります。ビタミンB6はビタミンの中でも最も副作用がある!!だからこそ、多くても100mgまでに留めなければなりません!!