いつの日からか、TVでは除菌、殺菌などのCMばかりになりました。私も出産すると特に清掃や消毒に気を遣うようになりました。
でも・・・・・それってどうなんでしょう?という疑問。私は、そこまでの除菌をしてもらわなくてアレルギーもなく元気にすくすく育ちましたし、アレルギーが珍しく、周りも知識がないような時代。けれど・・・現代では赤ちゃんのうちにアレルギー反応が出る子もいるほどですし、周りの知識も高くなり珍しくもなんともない時代です。
戦後すぐはなんと80%の日本人が寄生虫を保有していたそうです。それが20%まで激減。1960年ごろからアトピーなどのアレルギー疾患が増えたそうです。
今は、清潔すぎる生活がアレルギーを引き起こす原因であることは、科学的に認められています。アメリカでは、すでに除菌製剤入りの石鹸が販売禁止に!!
腸内細菌の数は生後1年で決まると言われていて、この間に触れ合った菌で腸内環境が決まっちゃいます。
除菌された砂遊びでなく、近所の公園の砂場で遊んだり、動物との触れ合い、海水浴なども積極的にしたいですね(*^▽^*)
豚鞭虫(ぶたべんちゅう)がすごい!!
寄生虫は数多く存在しますが、「豚鞭虫(ぶたべんちゅう)」は安全性の高さがすごい!!
人に豚鞭虫の卵を投与すると腸の中で卵がかえり鞭虫が寄生します。この鞭虫は約2週間で便とともに排出されます。一時的に鞭虫を寄生させて腸内環境や免疫状態に変化を起こす事が治療の目的。国内で始まった試験では、まず健康な成人を対象にして安全性を確認した後で患者を対象とした臨床試験に移行する予定だそうです。
鞭虫は豚だけでなく人、犬、猫にも寄生します。現代の日本では人はもちろんペットや家畜でも鞭虫が寄生されてる例はほぼなく、治療に使われている豚鞭虫も海外からの輸入。数ある寄生虫の中で豚鞭虫が治療に利用されるようになったいのは、人体に悪影響を与えず、2週間で体内から排出されることから安全性が高いと判断されたことが理由だと思われます。人に人鞭虫を投与してしますと、腸に長期にわたって体内にとどまり、他人に流行が広がる恐れもあるので人にあえて豚鞭虫を投与してその危険性を排除し治療効果だけを高めているそうですよ。
とはいえ、豚鞭虫を使った治療法については効果が一定しないという課題はありけれど、海外ではサプリメントや薬品などとして認められています。
悪玉菌でいっぱいの腸の人に健康な人の便を移植すると腸内環境が良くなるという治療法も(゚д゚)!ですが、豚鞭虫にも驚かされました!!!