東洋医学からみると、夏に注意が必要な臓器は「心臓」です。
心臓を弱くしてしまう感情は、落胆・絶望・離別です。心臓は喜びを担当しています。大きな喜びでなく、小さな喜びを毎日感じられる日々であれば心臓は元気でいられます。
心臓の働きは、全身に血液を送り出すポンプですね。東洋医学からすると、精神的(心の)な働きを管理していると考えます。この事は、科学で解明されていて「心臓と小腸に神経細胞がある=脳と一緒である」とあります。
心臓は、1秒間に1m進む計算。心臓をスタートして、全身を巡って心臓にゴールをしますが、よーいドンで30秒で駆け抜けます。毛細血管の長さは9万キロ=地球の2周半言われていますから早いですよね。また、1日の心拍数は10万800回。一生で29億回と言われています。人が29億回の拍動が到達する年月は80歳くらいと言われています。つまり、寿命は80歳くらいという事になります。
そして、心臓には左と右に部屋を持っていて左右で役割が全く違います。左は酸素をいっぱい持っています。右は、二酸化炭素を含んでいます。この左右の部屋は、中心を向き合うように出来ている事から心臓は、自分と自分でない(外)のものの中心軸をとる臓器と言われています。
これは、心臓の協調性ともいえます。協調性を見失うと中心軸は崩れ、不整脈や自分!自分!と自分のことばかりになるか、又は自分をおさえて人に合わせる。といったこうとで心臓の拍動は乱れてしまいます。
では、世界が認めた心臓に悪い食べ物は何か分かりますか?
正解は「トランス脂肪酸」です。アメリカは一切使用禁止になりましたから、ハンバーガー屋さんでポテトを揚げる油はトランス脂肪酸ではありません!!がΣ(・□・;)!!世界が危険であると認めていても日本は、違います。トランス脂肪酸は沢山の食品に使われています。代表的なものをあげてみましょう。
マーガリン、マヨネーズ、コーヒーのミルク、カップ麺、揚げ物、カレールー、シチュールー、ハヤシライスのルー(カレールーより多く使われています)
植物油脂の表示は、トランス脂肪酸です。
ご存知の通り、トランス脂肪酸は食べるプラスチックです。ゴキブリさえも食べないという油です。
トランス脂肪酸は植物油脂に水素を添加して高温で精製したもの。特徴は、コストが安い、サクサク、パリパリとした食感、匂いがなく癖がない万人受けするという事で重宝してきました。でも、血管を硬くして動脈硬化などの障害も出ますし、その後、肌にあらわれて皮膚がトゲトゲする感じに、これが臓器に出たらと考えると(+o+)怖いですよね。
お菓子やパンにも植物油脂の表示やマーガリンの表示はあります。ここに出した物が全てではないので、表示の確認をするようにしましょう。
次回は、心臓を助けてくれる食品をお伝えしますね。まずは、遠ざけて欲しい物に注意をしてください!!