年だからお酒もだんだん飲めなくなってきたー」何て声も聞きます。
「お酒が飲めなくなったのは、肝臓そのものが弱ってしまったか、腸内環境が悪くなっているかだ!」
なんて、思っていませんか?
それは、違います。
全く、逆で、肝臓がまともな状態だとアルコールは飲めません!!
そもそも、肝臓はアルコールを分解するための臓器ではありません!!
お酒を飲みだすと肝臓では、しょうがないアルコール分解工場を作くろう。
で、しょうがい!アルコールを分解しよう。
そこで、お酒の量をどんどん増やしていくと肝臓の中のアルコール分解工場は大きくなります・・・・それを、良い事に「私の肝臓は強いから、お酒を沢山のんでも大丈夫!!」
なーんて、思っている人多いですよねー。
こんなに飲めるのは、肝臓が強いのではなく、アルコール分解工場が大きくなったからです。逆に、肝臓は自分のやるべき仕事が出来ずにいます。
アルコールの分解に使われてばかりで肝臓は、血液の浄化などのお仕事をできずどんどんボロボロになっていきます。
だるい、疲れやすいなどの症状は出てませんか?
それは、肝臓疲れです!!
その後、アルコール分解工場はそのまま停止。肝臓機能は低下のまま。
こうなると、「お酒が飲めなくなったー」ってなります。
以前、かなりお酒を飲んでいたけど、飲めなくなったという人は、要注意!!
また、「病院で検査したら肝臓の数値は良かった」=安心とは限りません。
日ごろ、肝臓は一定の量の肝臓の酵素をだしてます。
これは、古い細胞が死んだときに出る酵素です。
血液検査表をみて
GOT10~40、GPT5~45、r-GPT~60
などの基準値は、病院によって異なるそうです。
この基準値という表現があやしい~
なぜならば、正常値と判定するのは医者自信です(;´Д`)
例えば、お酒を飲み過ぎると・・・・沢山の肝細胞が死んでしまう(T_T)
GOT100、GPT100、r-GPT100 酵素が出すぎ!!
血液検査でわかる事は、「肝機能異常ですねー。アルコールの摂り過ぎ!」なんて診断。
でもでも、肝臓がじわじわと疲労していくと検査してもわからない!!(沈黙の臓器だから・・・・)
もし、慢性的に肝疲労を起こしていたら・・・
肝臓の細胞が正常に働いているのは、半分。残り半分は機能停止状態。だから肝臓の酵素の数値は下がります。
GOT10、GPT8、γ-GPT20
そうです(゚д゚)!正常な数値です!!
健康値を覚えておくといいです
GOT20~24、GPT20~24、γ-GPT~35
すると、数値だけ見たら「肝臓は、正常ですね♪」なんて診断されてしまいます。
肝臓は、沈黙の臓器!数値が正常でも異常かもしれません。
暑い日に冷たいビールが楽しみは良いですが、肝臓も楽しめるお酒の飲み方にしましょう(*^-^*)