思秋期(更年期)をもう少しはなしたいのですが・・・その前に、切り離せない癌とうつについて復習しながら進めていきましょう。
20~40代の働き盛り(仕事、地域など働きかけて忙しい)は疾患も出やすい。だから、荷は出来るだけ軽く。
働き盛りのころから、肥満、高血圧、糖尿病など基礎疾患がはじまる。中でも、癌とうつはリアルに死が近いと家族も自分も感じます。
生涯において癌になる確率
男性62% 女性47%
癌患者さんの3人に一人は15歳~64歳
若いΣ(・□・;)!!
そして、癌告知後1年以内の自殺率
一般人口の24倍
癌の告知をされて自殺をする・・・これって癌と鬱が無関係じゃない!だから、どう防ぐか考えてみませんか。
復習になりますが、そもそも癌て何??
毎日、私達は細胞分裂をして生きています。
毎日、私が私であるために同じデータをコピーして新しい細胞に渡してます。
精密なコピー機ではありますが、どうしても、コピーミスがあります。一つでもデータを間違って新しい細胞に渡したら異常細胞となります。
この異常細胞は、毎日3000~5000個生まれています。これだけ生まれているのに癌になってない人、なった人がいるのはなぜでしょう?
癌になってない人は、がん抑制遺伝子などが処理してくれているからです。
癌になる人は、処理してくれない、処理が追いつかないため癌細胞が増えすぎて癌を告知されます。
原因は、ストレス、農薬、老化、電磁波、添加物、喫煙、アルコールなどまだまだ沢山ありますが、結局これらをほったらかしにしていれば異常細胞が増えて処理ができず癌告知ということに・・・(>_<)
1.αフェトプロテイン(タンパク質)
胎児と癌の人のみに見つかるタンパク質
だから、癌=胎児返りとも言われています。
胎児は十月十日で肉眼では分からない大きさの卵子から人の姿にまで急成長します。それは、αフェトプロテインを使ってものすごいスピードで細胞分裂しているからです。
生まれてからは、αフェトプロテインは無いのですが、癌患者さんにだけはある。αフェトプロテインをつかって癌細胞はものすごいスピードで成長するという事です。
2.癌細胞のエネルギー生産がミトコンドリア系から解糖系へシフト
〇ミトコンドリア系(メインエンジン):酸素、高体温(37度以上必要)でエネルギー生産、心筋、脳神経、卵子などの細胞をつくり、燃費が良くてゆっくり細胞分裂する
〇解糖系(サブエンジン):酸素がなく、低体温で糖を利用してエネルギー生産、精子、皮膚、骨髄などの細胞をつくり噴射型で勢いが必要!
お腹の中では低酸素だから、胎児は大きくならないといけないため解糖系を使う。でも、今の暮らしは解糖系をメインエンジンにしています(+_+)これでは、がんは増えてしまいます。
糖が溢れいる現代。糖を摂り過ぎているとミトコンドリア系が動かなくなります(T_T)
P53遺伝子=遺伝子の守護神(精子と卵子が結びついた時にすぐにできる遺伝子だから「愛の守護神」とも言われている
1.胎児期の役割
人の形を作る(水かき、しっぽなどの成長を止める)
2.出生後の役割
細胞の癌化を防ぐ、癌細胞の自滅を起こす(癌細胞を正常細胞に戻したり修正。不可能な細胞はアポトーシスが殺す)
3.心の状態によって起こるP53遺伝子のフリーズ
不安、心配、恐れ、不満、怒り、絶望感、自己嫌悪、落胆といったストレスは愛が足りなくて仕事をしてくれなくなるから癌になる
4.健全な人生観と死生観でフリーズ解除
フリーズ解除するには愛された経験
愛の遺伝子=愛が一番大事
負のスパイラル・・・自分を愛せない、他人を愛せない、誰からも愛されない
正のスパイラル・・・自分を愛する、他人から愛される、他人を愛する、気遣い、思いやり、心配り、優しい距離感の関係
癌になる条件をまとめると
身体:低酸素、低体温、高血糖をさける
心:愛し、愛する
と、いう事になりますね。
その他にも、日本で問題にすべき事!「医療被ばく」をどう考える?
日本は、放射能(原発)被ばく+医療被ばくを考えなければなりません。
日本人ほど毎年健康診断をまじめに受けて医療被ばくで癌になっている国は無いです。
健康診断は早期発見をするためにします。もちろん、早期発見早期治療はいいのですが・・・その反面、被ばくリスクは非常に高いです。早期発見するものがなく健康ですの結果は嬉しいけれど・・・医療被ばくが原因の癌患者は年間1万人と言われています。特にCT由来
これは、アメリカのべリングトンの論文の中に書かれたものですが、日本の崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官、医学博士)さんがおっしゃるには、こんなはずは無い!!年間1万人は少なすぎる!!日本の医療被ばくで癌になってる人はもっといる。
Σ(・□・;)!!何度きいても、この言葉は驚きます。
日本プライマリ・ケア連合学会誌2015
中略し、過剰書きでまとめました。
1.白血病以外の発癌のリスクは、腹部・骨盤部CT、胸部CTで高く、白血病のリスクは、頭部CTで高
2.LSSと同様、年齢が若いほど、男性よりも女性のリスクは高い
3.同じ線量あたりのリスクは、CTなど医療放射線による被ばくの方が原爆による被ばくよりも高い傾向を示している
オーダーする医師は、CTスキャンは胸部X線撮影よりも被ばく線量が100倍以上高いこと、医療被ばくによる有意な発癌リスクが示されるようになってきたことを認識しておく必要がある。
不必要な検査を減らし、適切な低減化を達成することにより放射線に起因する発癌の62%を予防することができると報告されている。
毎年のようにCTやX線をするのは、もちろん病気発見するには良いですが、リスクもあることを知った上で必要な場合に使ってほしい。
二人に一人癌であるといわれているのは、日本だけ。他国は、癌が減っている。これは、考えものだ・・・(?_?)