更年期というと何だか悪いイメージがありませんか。
命の〇なんて販売されていり、症状って重いのかな?辛いのかな?鬱になるのかな?ホットフラッシュは大変そう・・・・などなどこれから経験するにあたって不安も付きもの
だけど、更年期は自然の原理です。美しくしなやかに迎えたいものです。
〇更年期って?
閉経前後5年・・・45歳~55歳
〇更年期障害の原因って??
女性ホルモン(エストロゲン)減少
〇更年期障害の症状って??
のぼせ・ほてり(ホットフラッシュ)、頭痛、めまい、動悸、疲れやすい、不眠、気分の落ち込み
こういった更年期の症状を、更年期だからしょうがないと思っている人も多いと思います。でも、前回までの癌や大腸、鉄などの話を振り替えると・・・これらの症状って当てはまる事もありますよね。
もちろん、更年期だから更年期の症状なんですけど、症状が軽いか、重いかは腸の環境だったり、鉄の貯蔵だったりで決まってくるのでは?
セミナーで、面白いことを教えてもらいました。
人間だけでなく他の動物には閉経が無いのか???と講師の井上さんは思ったそうです。
今まで、そんなこと思ったことなーい。面白い興味しんしん(*‘∀‘)でききました。
答えは・・・シャチ、クジラ、人以外は閉経後に死ぬそうですΣ(・ω・ノ)ノ!
子孫繁栄を考えたら、確かに閉経したら子孫を残せませんもんね。お役目を果たしたことになりますよね。
でも、シャチ、クジラ、人は閉経後も生き続ける。という事は、閉経後の役目があるということになりますよね。
そして、シャチにスポットが当たり・・・
シャチは、死ぬまで子と孫と一緒に生活をして、お婆ちゃんの死を子と孫が看取るそうです。
ステキですよね(#^^#)
お婆ちゃんが閉経をしてからも生きる役割は、孫に技術と経験を伝えるため。
最近は、各家族で馴染みが無くなりましたが、人だって昔はお婆ちゃんの知恵袋で知恵と技術が受け継がれてましたよね・・・
(;´Д`)私も、知恵袋をもっと教わっていればよかった。
例えば、母がお婆ちゃんを超えられない味。自分が母を超えられない味。娘が私を超えられない味。家庭の味なんてのも、知恵と技術を伝える一つですよね。
実際のホルモンの変化について
視床下部→性腺刺激ホルモン放出ホルモン分泌
脳下垂体→性腺刺激ホルモン放出→卵巣→エストロゲンやプロゲステロン分泌のはずが!!!!
→卵巣反応の低下
→エストロゲン分泌低下
→脳下垂体、仕事できてるかな?????
→視床下部、仕事できてるかな?????脳下垂体に信号出したのに、ホルモンだしてない!!!どうして????
体はパニック!!!(+_+)
視床下部は、性腺刺激ホルモンを脳下垂体に出させるためのホルモンを出します。(他:体温、睡眠、食欲、排泄、呼吸、性欲などの本能)
脳下垂体は、視床下部から性腺刺激ホルモンを出すためのホルモンを受け取ったら、性腺刺激ホルモンを放出することができて、卵巣が女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)を出す事ができる仕組み!(他:成長ホルモン、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン)
でも、脳の混乱が起こると→ほかのホルモン分泌混乱、体温調整、呼吸調整混乱、精神活動低下。
これって、のぼせ、動悸、冷え、ほてりなどの症状ですよね。
更年期の症状って、一時的な脳の混乱といえるのです。
女性ホルモンのありがたさ
・骨を維持(骨を壊す役割の細胞を制御)
・肌にハリ、ツヤを与えるコラーゲンの生成
・肝臓でコントロールの合成、分解に関わる酵素の働きを調整して悪玉コレステロールの増加を阻止
・交感神経に働きかけて脂肪の分解を促す。=エストロゲンが出ていれば本来ならば皮下脂肪・内臓脂肪が着かないΣ(・□・;)
・自律神経の安定
・脳の神経細胞ニューロンを保護し神経伝達物質を増加させ、脳の健康を維持
疲労・ストレス・睡眠不足が招くこと
疲労、ストレス、睡眠不足は危機状態!!
ストレス対応ホルモン(コルチゾール)を作り続けるために材料のコレステロールを消費する!
コレステロールは女性ホルモンの材料でもある!!
コレステロールを悪者と思っていませんか?コレステロールは、上記の通りとっても大事な役割があります。
ストレスが多ければ多い程危機状態ですからコルチゾールをたくさん必要としてコレステロールは、コルチゾールを作る方にがかり使われる。これでは、女性ホルモンをつくるためのコレステロールがないから女性ホルモンは作られませんよね。
例えば、腸は独自の判断で働くのでした。が・・・悪玉菌が優位になり炎症すると、判断ができなくなり迷走神経をつかって視床下部にいちいち、どうしたら良いか聞くようになります。
視床下部は、今までなかった仕事が増えてたまったもんじゃない!そっちで決めてくれということが次々と上がってくるから不快なんです。そこで、不快中枢にまわします。
すると、不快だからストレスが発生→コルチゾールを作り出す。コレステロールをどんどん使う事になり・・・結果、女性ホルモンをつくるためのコレステロールが無い(T_T)
腸の不調は更年期をはやめます。また、若いうちから更年期のような症状がみられます(;O;)
疲労、ストレス、睡眠不足の危機状態をいかに少なく過ごすかも大事ですね。