先日、がんセミナーを受けたのですが、まだまだ浸透していない予防医学!でも、これからは予防医学が大事であるという事を再認識させてもらいました。
高齢になると収入が減るのに医療費はかさむ。大変な事態ですよね!!
皆さんは、健康診断を毎年していますか?
早期発見早期治療、医学の発展(がん三大治療といわれる、手術、抗ガン剤、放射線)で「がん」は減っていると思いますか?
現実は、2人に1人が「がん」と診断され、3人に1人が「がん」で亡くなってます。
残念ながらまったく減っていません(*´Д`)それどころか、乳がんは30年前と比べて3倍に増えている!!Σ(・□・;)
本当に、早期発見早期治療って意味があるのかな?と疑問が生まれますよね・・・・・(´・ω・`)
アメリカの論文で早期発見早期治療した人と、そうでない人の治療では、どれくらいの差がでるのか発表されたのですが・・・・結果、死亡率は全く変わらなかったそうです。
何で!!!!
それは、みんなが急に「がん」が出来たと思っています。
そう思うのは、当然です。見つけるための健康診断ですが、PET-CT、CT、MRIといった優れた機械でがん細胞を発見します。それで分かるがん細胞の大きさは、体の中でがん細胞ができてから5~20年たってます。
という事は、見つけた時点で早期発見早期治療ではないという事!5年~20年前をさかのぼって自分は何をやってたんだろう?ってことなんです!!
何が言いたいかというと、目に見えない時からがんの治療をしなければならないという事です。
目に見えていない症状も感じないうちからの治療って??
予防です!!
20年後も元気で過ごすために、自分で予防をしていかなければならないという事です!
また、モンルルのお客様でも遺伝的にがん家計で心配とおっしゃる方が多いのですが、がんの原因の統計を見ると・・・・遺伝はとっても低い確率です。
食生活35%
タバコ30%
感染症10%
職業4%
アルコール3%
出産、性産業7%
その他、原因不明11%
遺伝は、その他、原因不明の11%に入ります。また、エビデンスもしっかりしていないそうです。0%ではないので心配してもおかしくないですが・・・
確率の高いものを心配した方が良さそうです。
タバコは肺がんのリスクを高める事は、皆さんご存知ですよね。高度成長期と共に喫煙率も増えは肺がんは増えました。そして、厚生省ががんのリスクを高めるから禁煙を進めるようになります。もちろん、急に肺がんは減りません。30年が経ち肺がんは減ってきています。
更に、胃がん、子宮頸がんも減っています。
これらは、ピロリ菌、ヒトパピローマウイルスの感染が原因と言われています。
でも、衛生面がよくなりこれらの感染が原因のがんは、減ってきているそうです。感染原因は10%でしたね。
今は、大腸がん、乳がん、子宮がんが増えている!
これらは、食事が原因であるからです。
乳がんは、ホルモン過剰でしょ!って思っている方も多いでしょう。
もちろん、正解です。
そのホルモンを過剰にする原因は?
食事にあります!女性ホルモンってコレステロールをエサにしています。コレステロールの高い食事は世の中にあふれています。
また、よかれと思って大豆イソフラボンを積極的に摂っている人もいます。
コレステロールも大豆イソフラボンも大事です。これらが、悪いのではなくて過剰に摂取している事が問題!
大腸がんも、便秘や下痢などの腸内環境でしょって思っていますよね。
正解!!
でも、腸内環境を良くも悪くもするのは、私たち自身が何を食べるかでがらりと変わります。
それこそ、炭水化物をカットしすぎて食物繊維が不足している人も多いです。これは、炭水化物の多くは穀類ですから、精製していなければ食物繊維は非常に豊富であるという事。それを食べなくなったという事は自ずと不足してしまうという事ですね。
そして、腸には善玉菌、日和見菌、悪玉菌がいて善玉菌を増やすと良いと言われてきました。
もちろん、間違いではないのですが・・・それよりも、菌の多様性を大事にしなければなりません。除菌をしてばかりいると良い菌も悪い菌もいなくなります。これでは、「ようこそ感染症」ってことになりますよね。
腸には、1000種100兆個その重量は1㎏以上!こんなに沢山の菌がいると言われています。
乳酸菌が良いからと、ヨーグルトやら乳酸飲料などを毎日飲み食いしていたらバランスは崩れてしまいます。
菌の多様性が大事!!という事は、乳酸菌の数を増やすことでは無いです。バランスよくいろんな菌が存在することが大事。
菌はそれぞれ役割を持っているから、何種類いるかが重要なカギ!
みんなが欲しい、健康。
TVはスポンサーがいます。スポンサーの悪口は言いません。メリットがあればデメリットもあります。
正しい情報と正しい行動でなければ健康は、手に入りません。
良いと言われると1つの物に飛びつく日本人、でもこの行動は偏ってます。いろんな食材があり、その食材にはいろんな栄養があります。
発酵食品も、それぞれに違う菌が存在します。
いろんなものを食べることで菌の多様性が生まれます。
ちなみに、がんを抑制する食品は・・・スーパーフード+発酵食品の組み合わせです。
発酵食品の中でも、納豆に含まれるビタミンK2は30%以上癌を抑制してくれます。
中でもひきわり納豆が良いと言われています。
納豆の菌が増殖する時に表面積が大きい方がいいからだそうです。
なので、小粒や極小粒などを刻んでひきわりにするのではなく、菌を増殖させるときにひきわりになっている納豆が良いです。
とはいえ、スーパーフードと納豆ばかりに偏らないでくださいね。