よく噛む事が大事だという事は、聞いた事があるし分かってる!
咀嚼できている人ってどのくらいのだろう???
子供の頃は、大人からよく噛みなさい!
って、よく言われたものですよね。
思い返すと・・・頭が良くなる、歯が丈夫になるといった理由だったように思います。
幼稚園や保育園から集団生活の中で時間内に食べる終わる事に意識がいき、だんだん噛む回数が少なくなっていったように思います。
私は、昭和生まれですから残さず食べなさい。好き嫌いはダメ!なんて言われて育ちましたから、嫌いな物は、味わいたくないからほとんど噛まずにゴクリと飲み込んでいました。
どんなに良い栄養がたっぷり含まれた食材でも、「丸のみごっくん」では、消化不良で身にはなっていなかったですよねーーー。それどころか内臓に負担がかかってたはず!
でも大人たちは、食べたものがすべて身になってくれていると思っていたのか、農家さんや調理師さんに対して感謝の気持ちを大事にするためか?飲み込んでも胃袋に収めたことにほめられた記憶があります。
そうなると、よく噛んで食べる事よりも、残さずきれいに時間内に食べ終わる事に集中しますよね(-_-;)
大人になっても、習慣づいたものはなかなかなおせない事がネックです。
私達が健康を保つには、食べなければなりません。だって、私達は歯があります。食べ物をかみ切ったり、すりつぶす道具を持ってますから、食べ物を食べないと私達は生きていけないという事!
実際、食べ物から体は作られていますよね。
胃ろうの人は別として、基本的に私達は、口が入口。
顎を動かして、食べ物を細かくすりつぶし、唾液と混ぜてドロドロにすることでデンプンならばブドウ糖に変身させます。これってすでに口の中で消化が始まってるってことです。
ドロドロになった食べ物は胃の強酸性(胃酸)によって更にドロドロに溶けます。
ドロドロになって十二指腸栄養分をタンパク質は、アミノ酸。デンプンは、ブドウ糖。油は乳化させるなど細胞に届けて、細胞がお食事できる形に変化させて小腸で吸収し血液に運んでもらう。
変化させられなかったものはゴミとして排出するシステム(油は便、水分は尿)
こんな道のりを経ているのですが、きちんと咀嚼が出来ていても消化するのに3時間はかかります。
でも、咀嚼できていないとなると・・・・5時間、6時間・・・(-_-;)こわい
噛まないということは、食べ物は、大きいまま唾液も少ないく混ざり合わないので分解ができないままゴクリ。
何でも溶かす胃酸でも、こんなに大きい食べ物を溶かすのは困難(*_*)
時間がかかってしょうがない!時間だけでじゃないんです!!!
時間がかかるという事はエネルギーを消化に使わないといけまっせん。赤血球は一生懸命に酸素を胃に運びます。
ダイエット、冷え症の人は感じていますよね!
食べるものを少なくしても結果が出ない!運動しても結果が出ない!体を温めても結果が出ない!!
みーんな、消化のために働いています。
これは、胃にかなりの負担をかけているという事!!これが1日に何回?年に何回あるでしょう?そして、それを何十年続けてきている?
どれだけ負担をかけているか考えるとゾッとしますね(*_*;
施術をしても背中がかたく盛り上がり胃の疲れがあらわれていたり、ニュースキャンでも胃疲れが・・・・・ですよねーの結果です(;・∀・)
咀嚼の回数が気になりますよね。とにかく、口の中でペースト状になればOK。
物によりますが、最低47回。大概のものは50~60回。玄米は100回とも言われています。
これだけの回数を噛んでいると、唾液と混じりあい味が変わってきます。これが味わうという事なんだと思いました。
ニュースキャンで臓器のエネルギーを高めて整えたとしても、咀嚼が出来ていなければイタチごっこ。
きちんと体質を改善したいならば、咀嚼をしましょう。
栄養を吸収させるには、冷えていてはダメ!消化にいっぱいエネルギーを使わなくなったのに冷えているならば、温活もしましょう。
内臓が冷えていることで栄養の吸収率は下がります。栄養がギュッと詰まっているサプリを飲んでも効果が感じられない人は冷えの改善も同時に必要です。