子午流注(しごるちゅう)からみる養生法で肝の時間、肺の時間がありましたね。この時間は、しっかり眠っていて欲しい時間でした。
AM5:00~AM7:00(卯の刻)で大腸の時間です。この時間から起きる時間です。
この時間帯は、肺から送られてきたエネルギーで大腸の働きが盛んになってくる時間。
水分の吸収や排毒作用も活発になるので、この時間にしっかりと起きて白湯をコップ1~2杯飲み、排便するリズムをつくることが大事。
日ごろの便通も整って朝から1日が気持ちよくスタートできます。
腸の蠕動運動は、ストレスの影響をとても受けやすいので、朝のアラームなどでせかされることなく、できるだけこの時間に自然に目が覚めて行動に余裕をもってゆったりと過ごすという習慣がつくことが理想。
この時間にしっかり排便すると、大腸の排毒作用によって肺や皮膚を清浄に保つことできます。
早朝にこうした時間を過ごす事が難しい場合は、5:00~7:00という時間にとらわれず、朝起きたら腸のために「水分をしっかり摂る」「お腹を優しくマッサージする」「朝食後はトイレに行き排便習慣を脳にインプットさせる」といった腸にいい習慣をすることが大事。
朝日を浴びながら外を散歩したりすると腸がスムーズに働くようになります。