グルテンは、アレルギーがでて体に良くないって感じのもの???
こんな感じでぼんやりした知識でグルテンを知っている。聞いた事ある方が多いです。
グルテンって何だろう?
グルテンは小麦に含まれるたんぱく質の事です。
多くの慢性症状のもとになる原因です😱
だから、皆さんの中でアレルギー反応が出るって認識されている。
どんな症状があるかな?
【症状】
アレルギー症状全般、鼻炎、アトピー、お腹の張り、肌荒れ、便秘、下痢、低血糖、冷え、月経異常、貧血、胃もたれ、肥満、結膜炎
小麦をやめたら腸が荒れなくなると同時に肌荒れが無くなる人は多いです。思春期のニキビに悩んでいるのは昭和、平成、令和も同じ。
娘にニキビで悩んでいる子が好む食べ物を聞くとパン、お菓子、麺類が圧倒的に多い!!これって小麦でできている食べ物ばかり。男女問わずです!!
どんな食材に含まれてるのだろう???
【食材】
パン、麺類、お菓子、ドレッシング、全粒粉パン、ライ麦、蕎麦
全粒粉やライ麦、蕎麦に驚いた方もいらっしゃるのでは?
全粒粉やライ麦は食物繊維が豊富なので小麦を食べるならば食物繊維の入っている茶色い物を選びましょうというもの。グルテンは、普通に入っています。
蕎麦は、十割であれば100%そば粉を使っていますが、スーパーに並んでいる乾麺の蕎麦の成分表を見て下さい。
ほとんどの蕎麦に小麦が入っています。また、成分表は、多く使われている順で書かれていますから、小麦が一番最初に書いてあるお蕎麦は残念ながらそば粉よりも小麦粉の方が多い商品です。
ドレッシングにも以外に小麦が使われています。
ドレッシングではないけれど、友人のお子さんが小麦アレルギーでお寿司のアナゴを食べたらアナフィラキシーショックになり危険な状態になりました。
最初は気づかず、何でだとあらゆる食品成分表を見直していったら、アナゴにかけるタレの袋に小麦が使用されていることを発見!
確かにとろみがついています!!調味料も小麦を使用しているものは多いです。
グルテンで症状が出ると分かっている人は成分表を確認しますが、意外と小麦を摂っているから便秘だったりお腹が張るなどの症状が出ていることに気づいていない人は多く、気づいていないから気にせずに食べてしまいいつまでたっても症状が良くならず体質だと思い込んでいる方も多いです。
上記の症状があるならば、まずは小麦粉を疑って行動してみるといいです。小麦を摂らない事で楽になるならば原因は確実に「小麦」ですね😉
なんで、グルテンは慢性症状のもとになるの???
理由は3つ!!
1.血糖値を爆速にあげる
血糖値は中年だけでなく10代だって20代だって関係しています!!
小麦は、糖質です。
糖質にもたくさんの種類があります。その中で、デンプンていう糖質が含まれています。
デンプンは、2種類に分かれます。
アミロベクチンとアミロース
小麦は、アミロベクチンが多く含まれています。割合は75%位。
アミロベクチンとアミロースを比べた時に血糖値を上げやすいのはアミロベクチンの方なんです。
日本米は、アミロベクチンが多いから血糖値が上がりやすい
タイ米は、アミロースが多くて血糖値を上げにくい
小麦は、75%アミロベクチンだから血糖値をものすごく上げやすい。
この、アミロベクチンは3つに分かれます。
アミロベクチンA(小麦)
アミロベクチンB(ジャガイモ、バナナ)
アミロベクチンC(豆類)
この中で血糖値を一番上げやすいのは「アミロベクチンA」です。
ことごとく、血糖値を上げる性質を持っているのが「小麦」ってことです。
そして、若い人に最も関係している「低血糖値症」
パンなど小麦製品を食べると血糖値を爆速で上げる。
急上昇した血糖値を慌てて体は下げようとします。
血糖値を体が下げるために「インスリン(ホルモン)」を出します。インスリンが投与されたことで血糖値が急降下します。
急降下すると正常値以下の数値まで血糖値は下がります。この下がり過ぎた時に低血糖症が起こります。
低血糖症が起こった時には、こんな症状が出ます。
・昼間なのにだるい、眠い
・朝、起きれない
・また、甘い物が食べたい
・イライラする(お腹が空いてイライラするのは低血糖症の症状の一つです。)
低血糖症は、現代人に非常に多い症状です。
常に、お菓子が食べたかったり主食が食べたかったりしていませんか?
菓子パンだけでご飯完了なんて方も多いです😱
爆速で血糖値を上げる小麦を摂ると「糖質中毒」「糖質依存」になりやすいです!!
2.腸を傷つける
グルテンは腸を傷つけちゃいます😥これが厄介
小麦製品を食べて分解されてブドウ糖に変わり腸に運ばれる。腸の壁にグルテンはへばりついて腸壁を傷つける😥
グルテンは、トゲトゲしている形だから傷がつくのですが、傷だけでなく穴を開けてします。
本来、腸は体に必要な栄養素だけを細かくして腸壁を通して血管にいき全身に栄養を届けるという流れ。
だけど、腸に穴が開くと・・・・本来ならば通してはダメな毒素、ウイルス、菌、まだ消化していない食べ物とかが、血管に入り全身に運ばれて行ってしまう。
全身に回ると体は、ここにいてはいけない物(異物)と認識します。なので入ってきたものを攻撃します。
この攻撃している行為がアレルギー症状です。皮膚で起これば皮膚炎が起こります。鼻で起これば鼻炎、肺で起これば喘息。というように全身どこにでも炎症は起こりうることです。
3.中毒性がある
小麦を食べるとまた小麦が食べたくなる。
何で、また食べたくなるのかな???
実は、小麦のアミノ酸配列を見るとモルヒネそっくりΣ(・ω・ノ)ノ!ひぃぃぃぃぃぃぃ
だから、食べて脳にレセプターのようなところに届くと脳は快感を感じるっていうメカニズム。だから、脳はまた快感が欲しくて小麦を欲しがる😥
で、グルテンフリー食品を選ぶ人が増えてきていますよね。
グルテンフリーだからと言って安心してられません。
グルテンフリーで気を付けて欲しい事があります。
グルテンフリー食品は、糖質がめちゃくちゃ多いのです!!
ということは、グルテンは避けられるけれど糖質からは避けられないから糖質過剰摂取はそのままになってしまう😱
なのなので、グルテンフリー食品に安心しちゃってよく食べるという事は避けて欲しい。
結局、「まごわやさしい」でお腹を満たす食事をする事が一番良いという事になる。
日本古来の食事に勝るものは無いですね。
「まごわやさしい」を続けていくとだんだん小麦の依存度が減っていきます。
ま・・・豆類
ご・・・ごま
わ・・・わかめなど海藻類
や・・・野菜
さ・・・さかな
し・・・椎茸などきのこ類
い・・・イモ類