プロテインは筋肉マッチョになるための飲み物だと思っていませんか?
アスリートでなくてもプロテインが必要。
そもそも、プロテインはタンパク質をギュ―――――っと凝縮してパウダー状に作られたものです。
人は、タンパク質のかたまりでできているからタンパク質が必要。そして、必要な分量のタンパク質を摂れていない現代人!!タンパク質不足だから、プロテインを使いながら必要量のタンパク質を補うことをおすすめしています。
髪、爪、筋肉、皮膚、ホルモンも全部タンパク質が材料のひとつです。
だから、タンパク質が足りない人は、当然のことながら症状が起こります。
皮膚にタンパク質が足りなければ皮膚の生まれ変わりが出来ず肌荒れやアトピー症状がよくならなかったりします。
ホルモンもタンパク質が材料ですから、たんぱく質不足で出るべき時に出るべきホルモンが作られないと各ホルモンで足りないホルモンの症状が出てきます。。生理痛、生理不順、薄毛、肌荒れや爪がもろくなる、不眠、肥満、疲労など
魚、肉、卵、豆類からタンパク質は摂れますが、これだけでは足りない!!だからプロテインをプラスしてタンパク質をしっかり摂取していくといいです。
プロテインを味方につける理由は4つ
1.余分なものが含まれていない
自然界の物は、いろんな栄養分が含まれているので吸収率が良くなる事は確かです。例えばお肉は、タンパク質の他にビタミンも含まれています。ただし、脂も含まれています。
脂はタンパク質と同じ位大事で必要な栄養素ですが・・・・
胆汁が出ていない人は、脂を分解する消化酵素が不足しているため、いくらタンパク質をとるためにお肉を食べたとしても、脂が分解できていないので沢山お肉を食べると胃もたれしちゃう。
卵は、優秀なたんぱく源だけどアレルギーだと食べられない。
こうなると、食べ物からタンパク質をしっかり補う事は難しい人が出てきます。
プロテインは、こういった人の見方になってくれます。
ただし、人工甘味料など添加物が入っている商品もあるので成分表は確認しないとですが、余分な物を取り除き必要なタンパク質が摂れるプロテインを選びましょう。
2.準備がほとんどいらない
慢性症状を二つも三つも持っているような人
例えば、貧血、過食症、気分緒浮き沈みもあるといったような人に大事なのは、「手間をかけない」という事です。
自分の体が既にいっぱいいっぱいになっているのにここで頑張って自炊をしようとか頑張って何かをしようとする行為がストレスになってこのストレスが症状の悪化をさせる。
本末転倒😥
手間をかけた自炊や体に良い食材選びなどこだわりは、症状が良くなってきて心に余裕が出てきてからでないとできないです。だから、慢性症状を複数持っている人は、手間をかけずに続けられるとことをしなければなりません。
そこで、プロテインは水に溶かすだけなので調理時間がかからない分手間がかかりません。
3.液体だから負担が少ない
個体だと消化するのに負担がかかる。もちろん個体を消化させる行為は必要な事!でも、今の時点で胃が弱い人は、これ以上負担をかけないでタンパク質を吸収させていきたい!
そうなると、個体のタンパク質より液体のタンパク質は胃の負担が少なくて吸収もしやすい。
内臓もタンパク質を材料としてつくられています。だから、プロテインを上手に使いながらタンパク質を摂っていくと、内臓の細胞が元気に生まれ変わります。元気に生まれかわった内臓になればお肉だって塊で食べられるようになります。こうなってから、プロテインの割合を減らして食物からタンパク質をとる事が出来てきます。
4.アミノ酸バランスが良い
体はタンパク質の塊と言いましたが、正しくはタンパク質を食べてペプチドに分解されて最終的にアミノ酸まで小さく分解され、アミノ酸酸が髪、爪、皮膚、筋肉、内臓、ホルモンなどにつくり上げられるってことです。
なので、人はアミノ酸の塊が正しいですね。
必須アミノ酸は、9種類あります。
この9種類の必須アミノ酸は、自分でつくれないので食物から摂取しなければなりません。また、9種類のバランスが重要!!
必須アミノ酸は、9種類のうち1つでも少なければ、他の8種類も一番少ないアミノ酸に合わせて少ない量しか使われない。つまり、髪、爪、皮膚、筋肉、内臓、ホルモンに使われないという事。
豆腐、納豆など植物性のタンパク質をよく食べているからタンパク質不足じゃないと思っている方がけっこういらっしゃいますが、豆などの植物のタンパク質は必須アミノ酸のバランスが残念ながら良くないです。
豆腐一丁で〇gのタンパク質とかかれていても、必須アミノ酸のバランスが良くないから髪とか皮膚とかに思ったほど作られない😱
そういった点でもプロテインは必須アミノ酸のバランスを良く作られています。
最近では、ソイプロテインの中にも大豆では少なすぎる必須アミノ酸を添加してバランスを良くして作られているようになりました。
なので、ホエイでもソイでもプロテインは、効率よく必須アミノ酸が摂れて、髪や爪などがちゃんと作られる材料になります。
注意点
ホエイプロテインには、WPC(乳糖が含まれている)、WPI(乳糖が取り除かれている)、WPH(より微細なペプチドとアミノ酸)の三種類あります。
乳糖が含まれている場合
牛乳で下痢をするような人は、乳糖が含まれているからホエイプロテインで下痢をすることがあります。こういう人はホエイプロテインは、向かないですよね。
でも、牛乳を飲んで乳糖で下している人でもホエイプロテインでは下さない人もいらっしゃるので、一度ためしてみるといいです。
乳糖が取り除かれている場合
乳糖が無いから、乳糖が合わない人でも飲めます。
ただし、お値段が少し上がります。
ホエイプロテインは、免疫ブログリン、ラクトフェリンといった免疫力を上げる成分も入っています。だから、体質改善するまでの間はホエイプロテインがおすすめ。
だけど・・・・
WPC、WPI、WPHとある中でWPIとWPHは精製されています。精製が少ないプロテインはWPCという事になります。
なので、乳糖をとっても下さない人やWPCのプロテインを飲んで下さない人はWPCを飲むといいですね。
そもそも、自分はタンパク質が足りてるの?
これは、血液検査で分かります。
血液検査の項目に注目!!
・総蛋白 7.5
・ヘモグロビン 女性:13.5 男性:14.5
・AST 20
・ALT 20
・BUN 13
ここで、自分はプロテインが必要かどうかを見てみましょう。
・ヘモグロビンが低いと気分の浮き沈みがある
・ASTとASTは酵素です。酵素はタンパク質が材料でつくられます。だから20以下であればタンパク質不足。一桁の人は重度のタンパク質不足!しっかりプロテインを取った方がいい人です。
・BUNは尿素窒素のこと。尿素窒素はタンパク質の残りかすです。残りかすが少ないとそもそものタンパク質が足りていないという事。一桁の人はタンパク質が確実に不足しているという事です。
上記は栄養基準での数値です。血液検査の基準値と考え方が違います。
上記の数値よりも低い人は、プロテインを摂ることでたんぱく質不足の改善ができる可能性があるから、ぜひ取り入れて欲しいです。
最後に、タンパク質をがぶ飲みするのはNG行動!!
タンパク質は、最終のアミノ酸まで分解しなければなりません。ここまで持っていくのに一生懸命に働いてくれているのは胃です。胃の働きが悪い人がプロテインをがぶ飲みすると、おならが出たり、下痢したり、お腹がゴロゴロしたり、お腹が張ったりします。
こういう人は、タンパク質の分解ができる範囲を超えている!キャパオーバーになってます。
なので、1回15g飲んでみて上記のような症状が出た場合は、15gが今の胃には多いという事。
なので10gに減らして飲んでみます。症状が出ない量まで減らして飲むことが大事。症状が出ない量が今の自分が消化できる量ってこと!!
お腹の症状が出ないギリギリの範囲でプロテインを飲んでいると、だんだん胃腸の消化能力が上がってきます。
胃腸の消化能力が上がればいろんな症状が軽くなってくるしプロテインの量を増やすこともできます。プロテインの量を増やしてもお腹の張りなどの症状が出なくなったら、15gに増やして、症状が出なければ20gにするというようにだんだん消化能力が上がっていくと同時にプロテインの量も増やしていくようにしてみましょう。
プロテインは、簡単にタンパク質が取れていいけれど消化能力合わせて飲んでいく事が非常に大事です。