納豆は体に良いイメージありますよね。
もちろん、大豆を発酵して納豆菌も助けてくれるし優れていますが・・・人によっては、納豆をやめたらお腹の張りがなくなったという人も多いです。
納豆にビタミン、ミネラルは含まれているけれど体質改善できるほどのボリュームは含まれていないので体質改善で納豆を使用するより、他の食材やサプリを使った方が効率的!!
じゃあ、納豆に期待することって何だろう????
1.食物繊維が豊富
納豆1パック当たり3.4gくらい入っています。
3.4gは、少ないって感じる人もいらっしゃると思いますが、実は、この数字けっこう多いんですよ。
食物繊維は1日20gが目安です。
普段、おかずをあまり食べない人が食物繊維をいきなり20g食べるとお腹をこわしたり、便秘になったりといった症状が出て大変だと思います。
なので、おかずを普段食べない人は、1日10gを目安にスタートするといいと思います。
そうなった時に、10gって結構おかずを食べないと達しないように感じますが、納豆は1パック3.4gなので、1日3食たべる人ならば、単純計算で毎食1パック食べれば10gに達します。
だから、食物繊維は期待できますね(^_-)-☆
なんで、食物繊維が体質改善に必要???
食物繊維は、善玉菌のエサです!善玉菌の数を増やすことができます。腸内環境を整える事ができるってことになります(*^▽^*)
2.タンパク質、1パックあたり8.3g
でも、タンパク質の量をみるのではなく、必須アミノ酸のバランスをみないといけません。
植物性のタンパク質は必須アミノ酸のバランスが悪く、意外に摂れていないと以前話しました。
必須アミノ酸のバランスが良いものは、肉、魚、卵です。なので、肉、魚、卵を食べてお腹がもたれる、食欲がなくなるということがなくて、慢性症状を積極的に改善したい人には、肉、魚、卵をからタンパク質をとると効果的!
じゃぁ、植物のタンパク質は、無し????
そんな事は無いです!!
納豆のタンパク質は必須アミノ酸のバランスが肉、魚、卵と比べたら悪いが・・・・合わせ技があるんです\(^o^)/
例えば、白米と一緒に食べると・・・白米に少ないアミノ酸は、納豆に入っていて、納豆に少ないアミノ酸は、白米に入っています。
白米には、リジンというアミノ酸が少ないけれど、納豆にはリジンが多く含まれています。
なので、白米と納豆の合わせ技で上手に穴を埋めることができ、必須アミノ酸を取り入れる事ができます。
納豆を食べる時は、納豆だけでなく白米と一緒がタンパク質の良い取り方!!
3.納豆菌
納豆菌は、納豆をつくる時に必要な菌!
納豆菌って乳酸菌との相性がすごく良い。
乳酸菌=乳製品、乳酸菌飲料
のイメージではないですか???
でも、もっと身近にあります!!
漬物と味噌に含まれています。
つまり、普通に和食を食べていれば、乳酸菌は摂れてるってこと!!
私達は、呼吸すると過酸化水素といって細胞を酸化させる物質を作り出します。過酸化水素っていうのは、酸化の素になるから分解したい!
乳酸菌は、過酸化水素を分解する働きは無いけど、納豆菌は分解してくれます。だから、乳酸菌ができない仕事を納豆菌ができる。
他にも、納豆菌は比較的空気があるところで活発に働きます。そして乳酸菌は、空気があまりないところで活発に働きます。
私達の小腸の上の方は、割と空気があるので、納豆菌が活発に働きます。小腸の下の方から大腸にかけては、わりと空気が薄くなっていきます。だから、納豆菌は活発に働けず乳酸菌が働き出します。
納豆菌と乳酸菌で住みわけができているってこと!
やっぱり、相性がいいですね(^_-)-☆
納豆菌は、デンプンをオリゴ糖に分解してくれるお仕事もしてくれています。
デンプンは、ご飯に含まれているタンパク質ですね。なので、タンパク質を効率よく摂取できる組み合わせでもあり、オリゴ糖を効率よく取り入れられる組み合わせでもある。
オリゴ糖は、善玉菌のエサになるし、乳酸菌のエサになる。
乳酸菌のエサを生み出す納豆はやっぱり、乳酸菌との相性もいい♡
和食ってすごくないですか!!!!!
普通に、ご飯、みそ汁、納豆を食べているだけで、納豆菌も乳酸菌も取れて、アミノ酸のバランスもとれる!!
納豆の食べ方は、お米と一緒が一番!
ここまで、きくと便通が良くなる要素ばかりですよね。
だから、納豆を食べて便通を良くしようと摂取していたけれど・・・納豆を食べなくなったらお腹の張りがなくなったってこともあります。
欠かさず納豆を食べていて調子が良くないのであれば、いったん納豆をやめてみて!
納豆がプラスに働くかマイナスに働くかは、腸内環境によります。
お腹が張ると、腸の機能が落ちてしまうから納豆を食べてお腹が張るならば、食べないようにしましょう。
腸の機能が落ちてしまうと、吸収されてはいけないものまで吸収したり、便秘や下痢になったりするので、お腹の張りは起こさないに越したことはないですね。
発酵食品が体に良いイメージで納豆を取り入れている人も多いですが、発酵食品は他にもあります。
キムチ、味噌、漬物など
味噌汁ならばお腹が張らない、漬物ならばお腹が張らないとなれば選択するのはこっちです。安心してください善玉菌の補給にちゃんとなります(*^▽^*)
お腹のはらない発酵食品を選びましょう♪
納豆の注意点は、SIBO、納豆のタレ、納豆が嫌いな人
SIBO(シーボ)の人は、納豆を食べてお腹が張る人と思っていいです。
SIBOを日本語でいうと・・・・「小腸内細菌異常増殖症」
大腸にしかいない細菌が小腸に逆流してきて、小腸でガスがたくさん発生してお腹が張る。
妊娠初期位お腹が張る人もいるくらいです。
SIBOの悪い所は、一般的に体によいと言われている物でお腹が張る事。リンゴを食べてお腹が張る。野菜を食べてお腹が張る。納豆を食べてお腹が張る。
そういう人は、体に良いといわれてもお腹が張るものはいったん食べないようにする。
納豆のたれは、添加物が多いので、昔ながらの製法の醤油(アルコールが添加されていないもの)がおすすめですが、岩塩やエキストラバージンオリーブオイルを使うのもおすすめです。
納豆が嫌いな人は、無理に納豆を食べなくてよいと思います。
納豆を食べないから体質改善できないという症状は無い。食物繊維、タンパク質、オリゴ糖など他の食品から摂れますからね。
おいしく、楽しく、続けられるで体質改善をしていきたい!
「まごわやさしい」で美味しい、続けられるものを食べましょう♪
体に良いという情報を取り入れるのは良い事ですが、最終的に答えは自分の体にあります。
自分の体に合うものをとり入れて、合わない物は入れない。体質が変わってくれば取り入れられるものも出てきます。
体の反応をみて判断しましょう♪