はちみつって・・・・
砂糖の代わりに使えばいいの?
血糖値は、急上昇するのかな?
甘いけど、体にいいのかな?
など疑問に思う事があると思います。
〇朝ご飯が元気がなくて食べられない。
〇低血糖が合って夜中に目が覚めちゃう。
なんて方は、蜂蜜ですごく元気になる可能性あり(*´▽`*)
ところで、蜂蜜の栄養って何だろう??
蜂蜜には、糖質、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素、グルコン酸、オリゴ糖が入っています。
ビタミン・・・ビタミンB1、ビタミンB3、葉酸
ミネラル・・・鉄、ナトリウム、カリウム、カルシウム
いろいろな栄養が含まれています。
いろいろ、入っているけれど・・・それぞれの含有量は少ない!!
なーんだ、少ないんだ。
って、ガッカリしてませんか?
少ないからってバカにできません!!
て、いうのも・・・私達の体って、体の中で栄養素が複雑にリンクし合ってようやく効くという側面があります。
例えば、「鉄」
貧血の人は経験してると思います。
鉄剤や鉄サプリといった単体で大量に摂取しがちですが・・・・
鉄という栄養素を活かしてくれるのは、糖質。
鉄を細胞まで運んでくれるのは、タンパク質。
鉄をより吸収しやすくするのは、ビタミンCが必要。
栄養素って単体でとっても活かされない😞
つまり、栄養素は連携プレーで栄養を運んだり吸収させたりしているから、栄養というのは一つが飛びぬけて含まれていることよりも、一つ一つが少なくても、まんべんなく、バランスよく入っていると体に効くということ!!
また、卵がすごいって言われるのは、食物繊維とビタミンC以外の栄養がすべて入っているからです。
だから、卵って完全栄養食って言われているんです。
実は、蜂蜜もそんな感じ♪
一つ一つの栄養素の量は多くないけれど、まんべんなく入っているから体を活かすためにはすごく必要な存在でいてくれる♪
蜂蜜の栄養素の・・・糖質、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素は聞いた事があると思いますが、グルコン酸は、初耳の人もいると思います。
グルコン酸ってなんだ???
グルコン酸は有機酸の一種。
?????ですよね。
亜鉛の単体サブリを飲んだ方は成分表を見て「グルコン酸亜鉛」の表示をみたことがあると思います。
グルコン酸亜鉛は、亜鉛にグルコン酸をくっつけたものです。
亜鉛は、亜鉛単体では吸収しずらいけれどグルコン酸をくっつけると吸収しやすくなる性質を持っているから「グルコン酸亜鉛」にしています。
という事は、蜂蜜はグルコン酸を含んでいるから亜鉛を吸収しやすくしてくれる働きがあるってことになりますね。
そして、オリゴ糖は私達の体の中で良き働きをしてくれる乳酸菌です。
腸内で、いい働きをしてくれる菌を「善玉菌」と言っていますが、オリゴ糖は善玉菌のエサになります。菌は生き物ですからエサが必要!
だから、蜂蜜を食べるとオリゴ糖が摂れるから善玉菌を増えて腸内環境を整える事ができる。
蜂蜜の中で一番メインで入っている栄養素は「糖質」
蜂蜜100g当たり80gの糖質が含まれています。
けっこう多い!!!
いろんな種類の糖質があるのですが・・・蜂蜜は、どんな糖質だろう???
蜂蜜に含まれている糖質は「ブドウ糖(果糖)」です。
果糖の割合は蜂蜜によってだいぶ違いがあります。冬になると結晶になる蜂蜜は果糖が多いです。あと、変な混ざりものがある蜂蜜。
アカシアの蜂蜜は、結晶になりにくいので果糖が少な目です。
ブドウ糖も果糖も「単糖類」
単糖類という事は、これ以上分解できないよってこと。
蜂蜜は、私達の体に入る前に糖の分解を蜂がやってくれている。
つまり、私達が消化、分解させるエネルギーを使わなくて、吸収が早い!
吸収が早いという事は、効きが早い!
では、ハチミツと砂糖ってどう違うの???
砂糖は、「ショ糖」
二糖類です。
だから、摂取したら体の中で分解しないといけない分、吸収にも時間がかかるし消化分解するエネルギーも必要。
因みに、ショ糖は分解されるとブドウ糖と果糖になります。
この他、カロリーも違います。
100gあたり
砂糖・・・384カロリー
蜂蜜・・・294カロリー
はちみつの方が100カロリーくらい低い。
甘味の強さも違う!
蜂蜜小さじ1杯の甘さは、砂糖大さじ1杯と同じ甘味を感じるため、蜂蜜は少量で甘味を感じやすいのも違いの一つですね。
はちみつは、蜂という動物が生産してくれたものだから、人工的には再現しきれない作用が他にも沢山あります。
・虫歯予防
・抗菌作用
・皮膚粘膜の保護
・腸活
はちみつは甘いけど虫歯予防になります。
虫歯の原因は、甘い物ではなく「ショ糖」だからです。
はちみつは、虫歯の原因になる「ミュータンス菌」の増殖を抑制すると言われています。
はちみつは、常温で長期間おいておいても腐らない!これは、抗菌作用がすごい証拠。
この抗菌作用が、腸の中でも発揮される!だから、腸の悪玉菌を増やさないことにも役立ってくれる。
はちみつは、日本の医薬品に指定されています。だから、公式に皮膚粘膜の保護作用があると書かれています。
腸活は、オリゴ糖が含まれているから善玉菌を増やしてくれるんでしたね♪
ブドウ糖と果糖と聞くと、「ブドウ糖果糖液糖」と何が違う???と思った方もいらっしゃると思います。
ぶどう糖果糖液糖は、人工的なもので、遺伝子組み換えしたトウモロコシのデンプンからつくられています。
そもそも、遺伝子組み換え食品を使っているので遺伝子にダメージを与える可能性がある。
はちみつは、天然の物ですから、ブドウ糖化糖液糖とは違います。
血糖値についても気になりますよね。
はちみつは血糖値が上がりにくいです。
上がり方は、蜂蜜の種類によって違います。
それは、ブドウ糖と果糖の吸収の早さに違いがあるからです。
ブドウ糖は吸収が早く、ブドウ糖の後で果糖は吸収される。
そのため、蜂蜜のなかでも血糖値を上げにくいのは「アカシア」
でも、砂糖と違って蜂蜜は、血糖値が急上昇しずらいので、ここにこだわらなくていいと思います。
元気を取り戻す事を目的とした蜂蜜の選び方と取り方として考えると・・・・
蜂蜜の役割のメインは「低血糖予防」に設定しましょう。
蜂蜜の持っている作用は二次的な目的!メインの目的は「低血糖予防」にある。
どの蜂蜜も糖質が一番多く含まれていますからね♪
低血糖は、血糖値が70を割っていること。
低血糖状態になると、眠い、だるい、重いといった症状が起きて、イライラ、ソワソワといったメンタル的にも影響が出てきます。すごくお腹が空いている時に飲食店でならんでイライラしているのは低血糖症状。
それから、日中に眠くなったり甘い物がやたら欲しくなるのも低血糖症状です。
低血糖体質=1日の中で何回か低血糖になりやすいポイントが出てしまう方を言います。
低血糖体質から抜け出すためには、血糖値を70を下回る状態をつくらないように空腹にしない事が必要。
空腹にしないように間食が大事になります。
この間食で何を食べるかが最も大事!!
良き間食になってくれるのが「ハチミツ🍯」ですね♪
特に、寝ている時に起こる夜間低血糖は、たちが悪い!!
低血糖の時はアドレナリンというホルモンが出てしまいます。興奮物質が夜中にでてしまうと眠りが浅くなります。なので、何度も目が覚める、歯ぎしりがある、朝目覚めた瞬間から疲れてる、首肩に力が入ってる、首肩が凝ってる、朝ご飯食べたくない、夜間頻尿で何回もトイレに行きたくなるといった方は、夜間低血糖がありがちな人です。
こういった方は、夜寝る前に大さじ1杯の蜂蜜を摂ってみてください。
ここで注意!!
絶対にNGなのは、スーパーに売っているシロップや砂糖が混じっている安価なハチミツ!!
これまでの蜂蜜の説明は、、100%天然のハチミツ!
だから、100%天然の蜂蜜をとりましょう♪
低血糖予防目的であれば、マヌカハニーほど高価な物は必要ないです。
すごく、血糖値を気にしている人は「アカシア」を選ぶと安心ですね。
ミネラルを補給したい人「栗、蕎麦、もみの木」など茶色いハチミツにミネラルが豊富に含まれています。
ただ、ミネラルが入っている物はハチミツ初心者さんには、癖を感じやすく食べずらく、アカシヤはスッキリして食べやすいです。どれも、低血糖予防になりますから美味しいと感じるハチミツを選ぶといいと思います。